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担当事件が「労働判例」に掲載されました◆並木陽介弁護士・中西翔太郎弁護士

当事務所の並木陽介弁護士と中西翔太郎弁護士が原告側として担当した自然退職無効訴訟の判決が、雑誌「労働判例」の2025年10月1日号(1335号)に掲載されました。

 

この訴訟は、適応障害で休職中の労働者(原告)について、主治医が「復職可能」と診断していたところ、会社(被告)指定医療機関の医師が「復職困難」と診断したため、会社が指定医の診断に従って復職を認めず「休職期間満了による自然退職」としたことから、これを争った事案です。

東京地方裁判所は、「主治医の診断書等の資料が提出されている場合に、指定医療機関での受診結果のみをもって直ちに休職事由が消滅していないものと取り扱うことは許されない」などと判断し、自然退職は無効であるとして原告勝訴の判決をしました。

 

労働判例(発行:産労総合研究所)
https://www.e-sanro.net/magazine_jinji/rodohanrei/d20251001.html

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