お知らせ

「音声に関する生成AI利用ガイドライン」を発表しました◆大久保修一弁護士・松井真理弁護士

当事務所の大久保修一弁護士、松井真理弁護士が顧問を務める日本俳優連合が、2026年10月15日、実演家の音声を生成AI利用する場合のガイドラインを作成・発表した件が報道されました。

 

● 「音声に関する生成AI利用ガイドライン」PDFはこちらからご覧ください。

https://www.nippairen.com/wp-content/uploads/2026/10/4822a6ac69f21b4538064352be62abab.pdf

 

● 実演家の音声が無断で生成AI利用され、本人が知り得ないところで自身が発したことのない音声が拡散される等の事例が発生しています。

このような利用は、実演家の人格や実演の価値のみならず、長年にわたり培われてきた表現の継承や、創作活動を支える環境を損ない、実演家(現に活動している者のみならず将来活動しようとしている者を含みます)の未来を奪うおそれがあるため、以下のようなルールを定めました。

・人間の実演家優先の原則

・生成された音声が実在する実演家の音声と類似する場合にAI利用が無断でなされたとみなすこと

・実演家の音声データを生成AI利用する場合の、事前の十分な説明やAI利用の段階ごとの書面での同意

・正当な対価の支払い

・故人の音声のAI利用の制限

・無断AI生成の場合のAIモデルの廃棄請求や売上相当額の特別賠償金

等

 

● 全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)や国際俳優連盟(FIA)をはじめ、国際的に生成AIから実演家を保護する動きは高まっており、日本でも2026年8月、法務省の検討会において取りまとめ報告書が出されています。

事業者と実演家の契約において本ガイドラインを積極的に取り入れていただくとともに、今後も法制化等に向けて国内外と連携しつつ、実演家が何ら不安を抱えることなく自由に表現できる社会を目指していきます。

 

●ニュース動画・記事

声優の野沢雅子さん “声の生成AI利用”について語る

 

「声の無断利用」続出で…声優団体がガイドライン公表 吹き替えのAI代替原則禁止など

https://news.ntv.co.jp/category/society/8069ba8f45be489f9cdb0e682963cd73

 

AIで声を無断生成 損失は約20億〜45億円「声の権利」認める初の司法判断も”構造的な限界”と課題

https://youtu.be/3sOFGNbZ-oY?si=sinrwdaId-I6bBh9

 

「歌ってもいない歌が勝手に…」AIによる「声の無断利用」に有名声優たちが危機感、日俳連が新ルール公表

https://www.bengo4.com/c_23/n_21058/

 

日俳連、AIでの声利用に指針 故人の声や吹き替え生成やめて

https://www.tokyo-np.co.jp/article/521750?rct=bunka

 

Adoさんの楽曲、歌ってないのに 声優ら声の無断利用防ぐ指針発表

https://www.asahi.com/sp/articles/ASVBH36DGVBHUCVL03PM.html

 

声の生成AI利用に指針 事前許諾・対価 原則…日俳連が策定

https://www.yomiuri.co.jp/culture/20261016-GYT1T00003/

 

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