医療過誤
相談事例(医療過誤)
【ご相談内容】
先月、癌の摘出手術を受けた父が、手術後に容態が急変して亡くなりました。
医師からは、手術前に「簡単な手術なので心配ない。」という説明を受けていました。
医療過誤ではないかと思うのですが、病院は認めません。
医療過誤があったかどうか、弁護士に調査してもらうことはできるのでしょうか。
【弁護士の見解】
医療過誤事件では、医学的な知見をもって調査・検討しなければ、病院に対して損害賠償請求等の責任追及をすることが可能かを判断することができません。
そこで、まずは調査受任という形で、弁護士が責任追及の可能性を調査することがあります。
具体的には、病院に対してカルテの開示や説明会の開催を求めたり、医療文献を調査収集したり、協力してくれる第三者の医師(協力医)を探して意見を聞きに行ったりし、医学的な知見をもって責任追及の可能性を調査・検討することが考えられます。
【対応について】
まずは、調査受任という形でご依頼いただくことがあります。
その場合には、弁護士が医学的な知見をもって責任追及の可能性を調査・検討し、その結果をご報告いたします。
調査の結果を踏まえて、病院に対する損害賠償請求等を行うか否かについてご相談し、損害賠償請求等を行う場合には、改めて病院との交渉や訴訟をご依頼いただくことになります。
旬報法律事務所
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